システム設定について

システム設定

システム設定は、利用者向け画面の表示設定やファイルの前処理設定を定義するための機能等があります。

■通知設定

通知設定は、ストレージ容量制限、データ流量制限がある場合に、その制限の一定容量を超えた場合にシステム管理者にメール送信するための機能です。

設定を変更した際は、『登録』ボタンを選択して確定します。

■項目名カスタマイズ

項目名カスタマイズ機能は、利用者画面における、プロジェクト詳細画面内『レビューコンテンツ・タスク』テーブルの表示項目名をカスタムする機能です。

本項目を変更することで、利用者が見るレビューコンテンツ・タスクテーブルの表記が変わります。

項目	説明
ヘッダー表示名	レビューコンテンツ・タスクテーブルの項目名を変更します。
幅	レビューコンテンツ・タスクテーブルを表示した際の各項目の表示幅を変更します。表示幅は、全体のパーセンテージで設定します。利用者のモニタ画面サイズにより、設定した表示幅は異なって見えます。
表示	項目を表示するか否かを設定します。チェックを外すと、表示されなくなります。利用しない機能はチェックを外すことで画面が簡略化されます。
デフォルトソートソート形式	レビューコンテンツ・タスクテーブルを表示した際にどの項目をキーにソートするかを指定できます。ソート方法として降順・昇順を選択できます。

設定を変更した際は、『登録』ボタンを選択して確定します。

『デフォルトに戻す』を選択すると、登録情報がデフォルト値に戻ります。

■ファイル名取り込みルール

ファイル名取り込みルール設定は、アップロードされるファイル名の構成により、ファイル名の一部をタイトル名として登録するための機能です。

取り扱いするファイル名のルールが規定されている場合に、この機能を利用すると、自動的にタイトルに文字列を入力できるため、利用者の入力を支援することができます。

設定ルールは、画面の表記を参照してください。

設定を変更した際は、『登録』ボタンを選択して確定します。

■画像透かし設定

画像透かし設定では、利用者のファイルチェックで閲覧されるプレイヤー画面に任意の文字列や画像をオーバーレイ表示するために利用します。

また、表示する情報は、コメント登録の際に画像に埋め込めれます。

これを設定することで、動画のスクリーンキャプチャー、外部機器による録画などを抑止する効果があります。

下記に示す各項目を、プレイヤー画面の4隅のいずれかに、任意の透過率で表示させることができます。

項目	説明
ログインID	プレイヤーの指定した位置に、利用者のログインIDを表示します。利用者ごとのIDが表示されるため、万一、外部機器等により録画され、映像が流出した際に対象者を特定するのに役立ちます。
名前	プレイヤーの指定した位置に、利用者の名前を表示します。利用者ごとの名前が表示されるため、万一、外部機器等により録画され、映像が流出した際に対象者を特定するのに役立ちます。ただし、名前は個人設定で変更できるため、名前を変更された場合には、映像が流出した際のトレースができない可能性があります。
日付	プレイヤーの指定した位置に、利用者が再生した日付を表示します。この日付は、カレイダレビューのシステムが有する日付が表示されます。したがって、利用者のPCのタイムゾーン、日付には影響されません。万一、録画された場合に、録画された日付を特定することができます。
日時	プレイヤーの指定した位置に、利用者が再生した日時を表示します。この日時は、カレイダレビューのシステムが有する日時が表示されます。したがって、利用者のPCのタイムゾーン、日時には影響されません。万一、録画された場合に、録画された日時を特定することができます。
プロジェクト名	プレイヤーの指定した位置に、動画ファイルが含まれるプロジェクト名を表示します。文字数が長い場合、プレイヤーの画面に収まらない場合があります。
ファイル名	プレイヤーの指定した位置に、動画ファイルのファイル名を表示します。文字数が長い場合、プレイヤーの画面に収まらない場合があります。
任意の文字列	プレイヤーの指定した位置に、任意の文字列を表示します。文字数が長い場合、プレイヤーの画面に収まらない場合があります。
PNGロゴ画像	プレイヤーの指定した位置に、任意の画像を表示します。画像サイズが大きい場合に、プレイヤーの画面に収まらない場合があります。

設定画面の設定を変更して、登録ボタンを選択して確定します。

※ご注意

本機能は、再生する動画にプレイヤー機能としてオーバーレイするものです。
実際の動画ファイルに埋め込みされるものではありません。

■タグの追加

タグの追加設定は、利用者がコメント登録する際に表示されるタグを編集できます。

タグとして利用される項目をあらかじめ登録しておくことで、利用者の入力支援を行えます。

また、利用者の入力表記もれをなくすことができ、コメント検索時のキーワードとして活用できます。

登録するには、タグ名と背景色を選択し、『追加』ボタンを選択します。

削除する際は、タグにあるXマークを選択し、削除します。

追加したタグは、利用者に即時反映されます。（利用者がプレイヤー画面を更新した際に反映されます。）

■アップロード設定

アップロード設定では、主に動画・音声ファイルに対する、各処理に関する設定を行います。

設定可能項目は以下の通りです。

項目	説明
アップロード可能ファイルサイズ	コンテンツとしてアップロードできるファイルサイズの上限を設定します。単位は、[Byte]です。 0を指定した場合は、制限なしとなります。例えば10[GByte]で制限をかけたい場合は、 10[GByte]=10x1024x1024x1024=10737418240[Byte]となりますので、 10737418240と入力してください。
アニメーションサムネイル作成タイム	プロジェクト詳細のレビューコンテンツ・タスク一覧に表示されるコンテンツのアニメーションサムネイルの尺を指定します。単位は、[秒]です。推奨は、5～20秒です。アニメーションサムネイルは、プレイヤー画面に入ることなくコンテンツの中身を確認することができます。尺を長くすることでよりコンテンツの中身を確認しやすくなります。ただし、その反面、サムネイルの容量は大きくなり、ページ表示に時間がかかります。
デフォルトオフセットタイムコード	プレイヤーにある、タイムコード表示のデフォルトタイムコードを指定することができます。 HH:MM:SS:FFの形式で指定します。
ビットレート警告閾値	カレイダレビューは、アップロードされたファイルを再エンコードせずにダイレクト配信する機能があります。この時に、ビットレートの高すぎるファイルをアップロードされるとプレイヤーで正常に再生できない場合があります。この機能は、アップロードされたコンテンツのビットレートが閾値を超えた場合に、サムネイルに！マークを表示し、コンテンツのレートが高いことを警告するために利用します。
動画再生の配信プロトコル	動画プレイヤーの配信プロトコルを指定できます。 mp4を選択すると、mp4をダイレクトに配信します。
シーンチェンジ検出の設定	設定を切り替えることで、プレビューファイルを生成する際に、シーンチェンジを検出し、シーンチェンジ画像を作るか否か選択できます。シーンチェンジ画像は、プレイヤーのシーンチェンジ機能でチャプターの役割をし、ユーザーの利便性を高めます。ただし、この処理は、プレビューエンコードと同じ程度の処理時間がかかるため、ファイルのアップロードからプレビューできるようになるまでの時間が大幅に増えます。短縮したい場合は、『検出を行わない』を選択してください。なお、シーンチェンジは、利用者が必要に応じて、レビューコンテンツ・タスクの操作ボタンから個別に生成することができます。
アップロードしたファイルのステータス	アップロードしたファイルのプレビューの準備が整った際に、すぐに公開して『レビュー中』のステータスにするか、すぐに公開せず、『公開待ち』にするか選択できます。公開待ちにする場合、プロジェクトの管理者、副管理者、クリエイターのいずれかのメンバーが任意でステータスを変更するまでレビュアーはプレビューができません。アップロード後のファイル公開の即時性が必要な場合は、『レビュー中にする』を選択してください。

各種設定を行った際は、画面右下の『登録』を選択して、変更を確定させてください。

■添付ファイル設定

添付ファイル設定は、コメント登録時に登録できる添付ファイルの条件を指定できます。

コメントの添付ファイルは、コメント登録者が、差し替え画像や音声をファイルで指示する際などに利用します。

アップロードされたファイルは、コメント参照するメンバーがダウンロードできます。

項目	説明
アップロード可能ファイル拡張子	添付としてアップロードを許可する、または許可しないファイルの拡張子を登録します。ファイルを追加する際は、カンマ[,]区切りで追加します。
アップロード可能最大容量	アップロードできるファイルの容量を制限する場合に利用します。 0を入力すると無制限になります。
拡張子の選択	『すべての拡張子を許可する』を選択すると、アップロード可能ファイル拡張子の設定を無視して、すべてのファイルを登録できるようになります。『指定した拡張子を許可する』を選択すると、アップロード可能ファイル拡張子の設定で指定したファイルのみアップロードできるようになります。『指定した拡張子を許可しない』を選択すると、アップロード可能ファイル拡張子で指定したファイルのアップロードができなくなります。

設定を行った際は、画面右下の『登録』を選択して、変更を確定させてください。

■ライブレビュー設定

ライブレビュー設定では、ストリーム試写するために利用する配信サーバーのアクセスキーや配信プロトコルを設定します。

項目	説明
API Key設定	ストリーム配信サーバーのAPIKeyを設定します。このキー情報は、契約単位で設定されるもので、通常操作の必要はありません。
シークレットキー設定	ストリーム試写サーバーのAPIKeyにアクセスするためのシークレットキーを設定します。このキー情報は、契約単位で設定されるもので、通常操作の必要がありません。
ライブレビューフラグ	ストリーム試写を行うための、ライブレビュー（試写ルーム）の作成ボタンを利用者に表示するか否か設定します。
通信プロトコルの選択	ストリーム試写の通信プロトコルを選択します。 UDPを選択すると、UDPが優先的に利用されます。（UDP通信できない環境の場合は、TCPの通信に自動で切り替わります。） TCPを選択すると、TCPのみで通信するようになります。
録画の許可	ストリーム試写を配信しようとするパソコンで映像の録画を許可するか否かの設定を行えます。 2019年2月時点では、この機能は未実装です。チェックを入れても動作しません。

設定を行った際は、画面右下の『登録』を選択して、変更を確定させてください。

■プロジェクト削除ルール

プロジェクト削除ルールを設定すると、設定条件に合わせて自動的にプロジェクトの削除や、コンテンツの削除を行います。

コンテンツやプロジェクトが長期間放置されないようにしたり、ストレージ容量を節約したりするのに有効です。

『自動削除をする』にある各項目については下表を参照してください。

項目	説明
自動削除の選択	自動削除するかしないかを選択します。
削除ルールの選択	削除するルールを選択します。 ①プロジェクトのユーザー最終アクセス日から■日経過したら削除する ②プロジェクトの作成日から■日経過したら削除する ③プロジェクト内のすべてのコンテンツが完了になり■日経過したら削除する ④プロジェクトのステータスが完了になり且つコンテンツがすべて完了になり■日経過したら削除する ⑤プロジェクトのステータスが完了になり■日経過したら削除する ■には、経過日数を数値で指定できます。日数は、半角数値で入力してください。
削除方法の選択	削除の方法を選択します。 ①プロジェクトは残し、登録されているコンテンツのみ削除する（コメントは残す） ②プロジェクトを削除する（プロジェクトが物理的に削除されます）
通知の設定	通知の方法を設定します。 ①■日前に、プロジェクトメンバーにプロジェクト削除の案内メールを送信する ②■日前に、プロジェクト管理者のみに案内メールを送信する ③事前に、削除案内メールは送信しない ■には、日数を半角数値で入力してくださいなお、①、②のメールを送信するを選択した場合、メールは1回のみ送信されます。（繰り返し通知はしませんのでご注意ください。）
プロジェクト自動削除フラグ変更の許可	自動削除が設定されている状態で、プロジェクト管理者が該当プロジェクトの削除フラグを解除できるようにするか否かのフラグです。

設定を行った際は、画面右下の『登録』を選択して、変更を確定させてください。

※ご注意

『自動削除をしない』を設定された状態で作成されたプロジェクトは、削除フラグが無効になります。
この状態のプロジェクトは、『自動削除する』を設定した場合に削除が適用されません。
削除するには、手動で削除を行う必要があります。

■プロジェクト自動紐付け設定

プロジェクト自動紐付け設定は、作成されるプロジェクトに常に登録されるすべてのユーザーをメンバーとして登録するか否かを設定します。

少人数でカレイダレビューを利用する際に、プロジェクトへのメンバー追加を簡略化するための機能です。

設定を行った際は、画面右下の『登録』を選択して、変更を確定させてください。

項目	説明
アップロード可能ファイルサイズ	コンテンツとしてアップロードできるファイルサイズの上限を設定します。単位は、[Byte]です。 0を指定した場合は、制限なしとなります。例えば10[GByte]で制限をかけたい場合は、 10[GByte]=10x1024x1024x1024=10737418240[Byte]となりますので、 10737418240と入力してください。
アニメーションサムネイル作成タイム	プロジェクト詳細のレビューコンテンツ・タスク一覧に表示されるコンテンツのアニメーションサムネイルの尺を指定します。単位は、[秒]です。推奨は、5～20秒です。アニメーションサムネイルは、プレイヤー画面に入ることなくコンテンツの中身を確認することができます。尺を長くすることでよりコンテンツの中身を確認しやすくなります。ただし、その反面、サムネイルの容量は大きくなり、ページ表示に時間がかかります。
デフォルトオフセットタイムコード	プレイヤーにある、タイムコード表示のデフォルトタイムコードを指定することができます。 HH:MM:SS:FFの形式で指定します。
ビットレート警告閾値	カレイダレビューは、アップロードされたファイルを再エンコードせずにダイレクト配信する機能があります。この時に、ビットレートの高すぎるファイルをアップロードされるとプレイヤーで正常に再生できない場合があります。この機能は、アップロードされたコンテンツのビットレートが閾値を超えた場合に、サムネイルに！マークを表示し、コンテンツのレートが高いことを警告するために利用します。
動画再生の配信プロトコル	動画プレイヤーの配信プロトコルを指定できます。 mp4を選択すると、mp4をダイレクトに配信します。
シーンチェンジ検出の設定	設定を切り替えることで、プレビューファイルを生成する際に、シーンチェンジを検出し、シーンチェンジ画像を作るか否か選択できます。シーンチェンジ画像は、プレイヤーのシーンチェンジ機能でチャプターの役割をし、ユーザーの利便性を高めます。ただし、この処理は、プレビューエンコードと同じ程度の処理時間がかかるため、ファイルのアップロードからプレビューできるようになるまでの時間が大幅に増えます。短縮したい場合は、『検出を行わない』を選択してください。なお、シーンチェンジは、利用者が必要に応じて、レビューコンテンツ・タスクの操作ボタンから個別に生成することができます。
アップロードしたファイルのステータス	アップロードしたファイルのプレビューの準備が整った際に、すぐに公開して『レビュー中』のステータスにするか、すぐに公開せず、『公開待ち』にするか選択できます。公開待ちにする場合、プロジェクトの管理者、副管理者、クリエイターのいずれかのメンバーが任意でステータスを変更するまでレビュアーはプレビューができません。アップロード後のファイル公開の即時性が必要な場合は、『レビュー中にする』を選択してください。

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